1:トラネコ◆EDwr815iMY:2014/05/01(木)13:09:43 ID:F12tl7mPA
1964年(昭和39年)5月1日は、プログラミング 言語のひとつであるBASICが世界で初めて命令の実行に成功した日であり、BASICは誕生から50年という記念すべき日を迎えました。

「INPUT」や「PRINT」など、自然な言葉に近い平易な表現を用いることでコンピュータープログラミングのハードルをぐっと低くすることに成功し、一世を風靡することとなったBASICですが、その起源はある大学のコンピューター教育で使うために開発された言語でした。

そんなBASICはどのようにして生みだされ、どのような経緯をたどってきたのでしょうか。



BASICの概念を作り上げた生みの親は、ニューハンプシャー州ダートマス大学の数学者ジョン・ケメニー教授とトーマス・カー ツ教授の2名で、当初は同大学に導入されていたゼネラル・エレクトリック製のコンピューターのために開発されたプログラムでした。両教授は、当時からすでにコンピューター操作能力(リテラシー)の重要性を認識しており、学生に対するコンピューター教育の浸透を図ります。

そのために開発されたのが「初心者向け汎用記号命令コード(Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Code)」 で、その頭文字をとってBASICと命名されました。

同校で使われていたBASICは特にダートマスBASICと呼ばれ、同校のメインフレームコンピューターを活用するタイムシェアリングシステムの仕組みを取り入れた設計が行われて いました。高い評価を受けたBASICのシステムは、後に他の大学にも導入が進められて普及していくことになります。

現在ではほとんど考えられないことですが、当時のコンピューターの動作速度は非常に遅 く、しかも結果をプリントアウトするのに長い時間がかかるなど、とにかく時間と手間が かかるものであり、その様子は「手紙のやりとりでチェスの試合を行う」と表現されていたほど。そんなコンピューターの世界でしたが、BASICは迅速に計算結果を表示して非常 に高い使い勝手を提供しました。

そんなBASICですが、必ずしも全ての人に好意的に受け入れられていたというわけではありません。特にコンピューターサイエンスの世界からは批判を受けることも多かったそうです。

AppleのApple II、当時はBASICを搭載するモ デルとして販売



詳細のソース
http://gigazine.net/news/20140501-fifty-years-of-basic/
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