1: 帰社倶楽部φ ★:2013/08/09(金) 15:44:47.32 ID:

 鹿児島県・奄美大島の海底の砂地に時々現れ、地元で「ミステリーサークル」と呼ばれる美しい模様は、 フグが産卵のために作った巣だったという研究論文を、千葉県の研究者や地元ダイバーらがまとめ、 英科学誌サイエンティフィック・リポーツで発表した。

 ミステリーサークルの謎を解いたのは、千葉県立中央博物館の川瀬裕司(ひろし)主任上席研究員(47)や、 地元のダイビングガイド、伊藤公昭さん(39)ら。水深18~28メートルにビデオカメラを設置し、 巣作りの一部始終を撮影することに成功した。

 それによると、体長約10センチのオスのフグが、胸びれや尾びれを使って砂地を掘り進め、7~9日かけて直径約2メートルの美しい円形の模様を作った。完成するとメスが円の中心部で産卵し、 オスは孵化(ふか)するまでの数日、近くで卵を守っていた。


(2013年8月9日15時29分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130809-OYT1T00722.htm
フグが作り上げた海底の「ミステリーサークル」(伊藤公昭さん撮影)

ヒレで砂を巻き上げて巣を作るフグ(伊藤公昭さん撮影)
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