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名作「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」の地球はCGではなく実写の地球儀だったことを関係者が26年越しに告白
トピックニュース 2014年06月18日21時00分

劇場版アニメ「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」で、演出補を担当した高松信司氏が、撮影に関する新事実を15日のTwitterで告白し、その内容がファンを驚かせる話題となっている。

「逆襲のシャア」は、コンピューター・グラフィックスを導入した初めてのガンダム作品で、スペースコロニーはCGで描かれている。宇宙に配置された立体造形である地球も、奥行きを持った球体としてスクリーンに描かれていたため、88年の劇場公開時から今日まで「地球もCGで描画されている」とファンは理解していた。

しかし、高松氏はTwitterで、映画終盤の回転する地球の表面は、実は実写の地球儀を合成したものであると26年越しの告白を行った。



「逆襲のシャア」終盤で、サイコフレームが飛んでゆくカットの地球が回ってるのはCGではなく、地球儀に描かれた立体背景を撮影台の上で一コマづつ回しなが撮影したものです。 PAN UPもしてる! pic.twitter.com/25NmjYPxDW

 ̄ 高松信司 (@takama2_shinji) 2014, 6月 15

「演出補」という富野監督の手下の役職の私の仕事は、買ってきた地球義から貼ってある地図を剥がして背景が描きやすいようにサンドペーパーで磨く事でした。そこに美監の池田さんが直接地球の背景を描きました。

 ̄ 高松信司 (@takama2_shinji) 2014, 6月 15

今だったらCGで簡単にできる事ですが、1988年当時はCGはものすごくコストが高くて、「逆シャア」のコロニーが回っている数カットにテレビアニメ2話分くらいの予算が費やされたほどです。

 ̄ 高松信司 (@takama2_shinji) 2014, 6月 15

もし「逆襲のシャア」をご覧になる機会がありましたら、これはCGじゃなくて地球儀に描かれた実写なのだと思いながら観てください。 m(_ _)m

 ̄ 高松信司 (@takama2_shinji) 2014, 6月 15

また高松氏は、撮影の具体的な手法についても発言した。
ちなみに逆シャアの地球儀は、アニメ撮影台の上に黒いゴムマットを敷いて、その上に地球儀を横倒しに固定することによって、通常のハンドル操作で台が動き地球儀が回転するという仕組みです。当時の業界人だけがわかる説明でした。

 ̄ 高松信司 (@takama2_shinji) 2014, 6月 15

なお、「テレビアニメ2話分くらいの予算が費やされた」と高松氏が説明したフルCGのスペースコロニーは、「逆襲のシャア」予告編の冒頭部分で確認可能だ。

http://news.livedoor.com/lite/article_detail/8952446/
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