1: オムコシφ ★:2013/02/15(金) 20:08:07.89 ID:

2月12日に開催された「攻殻機動隊ARISE(アライズ)」の模様をお伝えしよう。

発表会には、黄瀬和哉総監督、シリーズ構成・脚本担当の冲方丁さんのほか、プロダクションI.G社長の石川光久さん、慶応義塾大学教授の夏野剛さん、角川アスキー総合研究所の遠藤諭さんが登場。会場となった六本木nicofarreには200名近い媒体関係者が駆けつけるなど、注目度の高さを見せつけたようだ。以下、オフィシャルレポート。

 プロダクションI.G 石川社長による『攻殻機動隊ARISE』の紹介
ニッポン放送・吉田尚記アナウンサーによる総合司会で幕を開けた製作発表会。トップバッターとして、『攻殻機動隊』を映画、TV シリーズと映像化、そして『攻殻機動隊ARISE』の製作を手掛けているプロダクションI.G 代表取締役 石川光久が登場。石川「『攻殻機動隊』というタイトルは日本だけじゃなく、世界にファンをいっぱい抱えているのですね。アニメ―ションの潮流は2D から3D に移ってきているのですが、ここは日本の2D アニメのすごさを見せつけてあげたい」と語った。

  ゲストを迎えて、新シリーズと『攻殻機動隊』世界観を語るトークセッション
次にゲストとして、ネット社会に精通し、『攻殻機動隊』の大ファンだと自認する夏野剛(慶應義塾大学 政策・メディア研究課 特別招聘教授)と、テクノロジーに造詣の深い遠藤諭(株式会社角川アスキー総合研究所 取締役 主席研究員)がステージに登場。
原作にもアニメにも強い衝撃を受けたという夏野氏は、「未来の生活ってこんな感じで、こんな技術が必要みたいなことを『攻殻機動隊』は丁寧に描写してくれているわけです。
それを実現しなくてどうする」と作品で描かれる未来社会のリアリティを絶賛する。
続いて遠藤氏は、「いま脳とコンピューターが繋がり始めているんです。
次に繋がるのは身体しかない」と急激な科学技術の進歩の中で、人間とコンピューターの付き合いが、今や『攻殻機動隊』前夜にある」と語った。
最後に、『攻殻機動隊』新プロジェクト始動に際しての期待感については、夏野「ここ数年でIT のリアルなテクノロジーもずっと進化しています。
それが作品をどう刺激して、どういう形で表現されるかめちゃくちゃ楽しみですね。」
遠藤「映画とか時代考証とか科学考証があると思うんですけど、
通常とは逆に、作品を見て作品検証みたいな、今をどういう風に描いてくれているのか、そういうのを確かめる楽しみがあると思います」と語ってくれた。

  総監督 黄瀬和哉、シリーズ構成・脚本 冲方丁、作品コンセプトと見所を語る!
黄瀬「今ここに立っているのも正直場違いだと思っています。
絵ばかり描いてきた人間が演出をできるのか、自分でも自信が無いので、さあどうしようかとゴネたこともありました」と語った。
一方、シリーズ全話のシリーズ構成・脚本を担当する小説家の冲方氏は、「お話をいただいて大変嬉しかったですが、怖い気持ちもありました。
何しろ非常に影響を受けた作品なので、それに対する恩返しの気持ちと挑戦の気持ち、この二つで作品を作ろうと思っています」と意気込みを語った。



▲写真左から、石川社長、黄瀬総監督、坂本真綾さん、冲方丁さん






http://akiba-souken.com/article/anime/15594/


※続きます
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